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【業界初】リユース向けPOSレジと”ささげ代行サービス”の連携で、EC出品にかかる作業の3分の2カットを実現!
株式会社NOVASTO(ノヴァスト)(本社:大阪府吹田市 代表:佐藤秀平 以下、当社)は、リユース業界向けのPOSとしては初の”ささげ”とよばれるEC出品に関するバックヤード業務の代行サービスとの連携を行い、リユース店およびリユース業界に参入される企業をサポートいたします。
■拡大するリユース市場と販路
コロナ禍のリユース市場においては、非対面取引である「宅配買取」や、店舗に行く必要のない「出張買取」の需要が増加しました。その影響もあり、リユース市場はこのコロナ禍においても拡大を見せ、2020年度では2兆4千億円を上回りました。(※)
更に販路においては、CtoCアプリの成長によりリユースユーザーの低年齢化が進み、やはりEC販売市場が拡大を見せております。つまり、リユース店舗は従来よりもEC販売に力を入れていかなければならない状況となっています。
※リサイクル通信社調べ https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_6313.php
■リユース店におけるEC出品時の課題
リユース商品をEC販売においては、一次流通商品のEC販売と以下の点が異なります。
コンディションが商品によって異なる
一点物が多いので、つど商品の採寸が必要となる
特に採寸は属人化された作業ということで、リユース店においてはお大きなハードルとなっている部分です。専任スタッフが在籍している場合もありますが、ほとんどの場合は店舗運営をしているスタッフが、業務の合間に出品に関わる作業を行っております。商品の撮影や、採寸、出品用の原稿作成などを含めると、店舗スタッフへの負担が大きい部分です。
■EC出品の効率化を図るために
EC出品における「撮影(さつえい)」「採寸(さいすん)」「原稿(げんこう)作成」のバックヤード業務は、その頭文字を取り『ささげ』と呼ばれております。こうした”ささげ業務”は、上記でも触れた通りスタッフの手作業による業務であるため、スタッフへの業務的負担と出品にかかる工数が発生します。
そのため出品できる商品点数が限られてしまい、せっかくの販路を活かせずにいるのがEC出品における現状の大きな課題です。
■ささげ代行サービスについて
当社が提供するリユース・小売向けクラウド型POSシステムである「ReCORE(リコア)」では、ECへの連携出品が可能であるため、上記課題に対してアプローチができないかと考えました。
そこで、グラムス株式会社が提供している「ささげ代行サービス」とPOSシステムを連携させることで、EC出品に係る工数を大幅に削減する流れ作りに取り組みました。
そして以下のフローを構築し、運用をスタートしております。
- 1. ReCOREで買取った商品をささげセンターに送付
- 2. ささげを実施し、ReCOREにデータを登録
- 3. 店舗併売の場合は店舗に商品を返送、EC販売のみの場合はささげセンターより商品発送
通常であれば自店にて行う2の業務をささげセンターにて代行することで、これまでのバックヤード業務にかかる工数が3分の2以下に。これにより、商品のEC出品数を5倍以上に増やすことも可能です。
EC上での売買需要が増加している中において、売上を伸ばしていただくための強力なサポーターとならせていただきます。
参考URL:https://recore-pos.com/sasage/
■ささげ代行の活用と展開
ささげ代行サービスの利用は、既存のリユース店だけに留まりません。
SDGsの観点より、ここ数年において一次流通を担うアパレルブランド自らがリユース事業に参入しはじめています。しかし一点物を扱うリユース事業においては、在庫管理等の面で一次流通で利用していたシステムを流用できない他、先にも述べたささげ業務という工程があるため、参入からうまく運用に乗せていくには相当な労力が必要となります。ささげ代行サービスとやECモールと連携された弊社のPOSシステムを導入することで、一気に二次流通におけるバックヤード業務をシステム化することが可能です。
当社はこのサービスを通じて日本のリユース業界の裏側をサポートすることで、持続可能な社会の実現に貢献いたします。